《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~

 しかし、もっと泣いていたのはルミナミエ。

 真っ暗な部屋。

 周りは物、人間や動物がいない。

 まるで、物達は野次馬のよう。

 ルミナミエは、ものたちから冷たい視線を向けられたように思えてきた。
 ますます辛くなる。


――もう、私は、患者動を助けられないんだ。――

 天才医者っと言う名を頼って、この病院に来た人間・動物を裏切ってしまった。

 ルミナミエはそう思えてきた。

 
――失った信頼は、もう、もう、取り戻せない・・・。――

 ネガティブになる一方。


 もう、涙も流せられない。

 今までさんざん泣いた。

 今更泣いても・・・泣かないっと叩き込まれたルミナミエには、不可能だ。