また、藍原馬鹿野郎独裁者研究員と僕の二人っきりになった。

「とりあえず、パーティーしましょ。クリスマス」

 こんなときに、この人は何を言ってるのだろうか。
 黙っていた僕にイラついたのか、藍原馬鹿野郎独裁者研究員は、怒鳴るように、

「早くして」

 強制なんかーい。
 僕はまだ一言も"いいよ"とは言ってない。

「パーティーって……二人っきりで?」

「そうよ。だから早くして」

「みんなでやればいいのに。僕と二人っきりでもつまらないよ」

 藍原馬鹿野郎独裁者研究員の顔が、みるみる真っ赤になる。

「何よ。私は別にあんたと二人っきりで、パーティーしたいと思ってないんだから」

 そんなに怒らなくてもいいのに。

「だからさ、みんなでやればいいんじゃない?と思ったんだけど」

「私と二人っきりじゃ、ダメ?」

 何か会話になってないような、気がする。

「私は……あんたと、二人っきりで……」

 だから二人っきりでしたくないんだろ。

「二人っきりで、過ごしたいわよ!!悪いっ!?」

 急に怒鳴るように、顔を真っ赤にさせて、藍原馬鹿野郎独裁者研究員は言った。

「え?」

 二人っきりで過ごしたい?……それって…

「もしかして、僕のこと好きなの?」

「……っ!!」

 あれ、違った?やだ、恥ずかしい。