「あたしの部屋…泊まる?」

「…は?」

「だって、野宿以外だったらそれしかないじゃん!!奈留の部屋に泊まるわけにはいかないでしょ?」






今絶対顔赤い!!





恥ずかしくて死ぬ!!






「俺男だぞ?」

「知ってるよ…。」

「彼氏だぞ?」

「し、知ってるよ…。」

「それでもいいのか?」

「ってか、彼氏じゃなかったら部屋にあげないし…。」





それもそうだな、と納得した蓮。




じゃなくてさ!!





あたしはどうすれば?





「お前、マジ?」

「うん…。」

「何が起きてもいいのか?」

「蓮だもん…。」






そう言うと、顔を逸らせた蓮。





あ…照れてる?





カワイイ!!






「じゃあ…世話になるわ。」

「あ、わかった。」

「部屋に戻って荷物まとめたら行くから。」

「はーい。」






寮について、部屋に戻ったら一気にあがる体温。





すごいことになっちゃった!!





蓮のことは信じてるし、大丈夫だろうけど…。





好きな人と1ヶ月以上同じ部屋だよ!?





心臓持たないかも…。