って、俺これじゃもう完全に要と友達じゃん。






「確かに桃華はカワイイよなー。」

「………。」

「さっき蓮と桃華が撮ってたとき、まぢで美男美女だったもんな。」

「………。」

「…照れてんのか?」

「はっ!?な、なに言っ!?」

「照れてんだろ!!」

「……要殺す。」






自分でもわかる。




ぜったい今、顔赤い…。




こんなの初めてだし、なるなんて思ってなかった。






そんなとき、桃華たちが戻ってきた。





タイミング悪すぎだ!!






しかも、桃華にどうしたのって聞かれるとか…。





こんなんじゃいつバレるかわかんねぇよ…。





いつの間に、俺のなかで好きになってたんだろう…。





変な奴なのに…。





俺の過去も能力も知ってるのに近寄ってくるし。





逆に自分のこと嫌じゃないのかとか聞いてくるし。





意味わかんねぇ。





意味わかんねぇけど…気になる。





目が追う。





あーもう…。




俺、アウト…。