♀桃華



匠くんはいい人で、人って変わるんだと思った。





蓮も楽しそうだったし!!






「俺トイレ。」





蓮が席をたった。




「あたし、匠くんを信じていいんだよね?」

「俺自分でも驚くほど考え方変わってさ。いろいろあったわけだけど…。とにかく、俺はもう大丈夫。」

「そっか!あたしもよろしくね。」

「あぁ。」






匠くんには、ほんとにいろいろあったんだと思う。




さっきの目は寂しそうだった。




だけど、今がいいなら大丈夫だよね。







蓮が戻ってからも話をして、解散した。






「楽しかったねー!」

「普通。」





楽しかったくせに。




まったく!