それにしても…あんだけやっといて寝るとは…。




ちょっと寂しいよ?





「あたしからチューしちゃうよ?」





なーんて。




そんな勇気ありません。






「してみてよ。」

「えっ!?」





気づくと蓮が目を開いてた。





いっきに体温があがる。






「いつから起きてたの…。」

「鼻つまむからだろ。」

「それか…。」

「ねぇ、しないの?」

「出来ないです!」





そんなこと、あたしから出来ないよ。





「ふーん。じゃあ俺からする。」

「えっ…んっ…」

「…風呂入ってくる。」





ダメだ…。




蓮にはかなわない。