「タオルでいっか」 リビングを出て、タッタと足音を弾ませながら階段を上がり自分の部屋に入る。 タンスからタオルを引っ張り出すと、また階段をおりて洗面所で冷えた水に浸す。 それを軽く絞り、部屋にまたまた戻ってやっと落ち着いたと言わんばかりにベッドに横になる。 目を、冷えたタオルで塞ぐ。 「……冷たっ」 顔を思わずしかめる。 暫くするとその冷たさが段々と気持ちよく感じる様になってきた。