学校に戻ったあたしとシンジは、暫く無言のまま ベンチに座ってた。 痺れを切らして、口を開いたのは あたしだった。 「話し無いなら、帰るけど…」 何故か、2人で要るのが気まずかった。 先輩の家を出る時、がっちゃんに気付かれていたから… 「お前さぁ、1年以上笑ってないんじゃね?」 「……」 シンジは、キミが居なくなった事なんて知らない。