シンジに呼び出されたあたしは、無言のまま壁にもたれた。


「…俺と付き合わねー?」

はぁ~!? 何言っちゃってるわけ!

「あんたの事好きなのは、がっちゃんなわけ! 知ってるじゃん。」

がっちゃんは、あたしの親友なのです。



「お前の事、ほっとけねぇから…」

あたしの事は、ほっといて欲しいんですけど 駄目ですか?

思っていることを、呑み込んで シンジの事を睨んでた。