レイラは、あたしの後ろから顔を覗かせて 挨拶してる。 「可愛いな~! 幾つだ?」 シンジが、聞いてきた。 「…もうすぐ2歳…」 「…俺の…」 「あたしの子供だからっ!!」 あたしは、シンジが言い掛けた言葉を 遮るようにかぶせた。