タカシと玄関ではち合わせとなり、一緒に中に入った。 「…ごめん。晩ご飯出来てない…」 「…別に、いいよ!」 「…今から、何か作ろうか!?」 「ホントに、いいから!」 タカシは、そう言い残しお風呂へ行ってしまった。 あたしは、今日の事 タカシに言わなかった。 最初から、言うつもりもなかったのだ。