タカシが、目を覚ましたのがお昼前。 今日は、仕事が休みだった。 あたしは、意を決して口を開いた。 「…話ししても大丈夫?」 「…悪い話しなら、却下!」 「…妊娠した…」 「へっ?」 タカシは、驚いたのか 変な声を発した。 「…どぉする?」 あたしが聞くと、 「好きにすれば良いよ…」 「はぁ~!? 何それ!?」 この時から… 違う! 車の中で、大量のカードを見付けた時から あたしはタカシの事を 信用出来なくなっていた。