「あの…」 「何~??」 唄を元気に 口ずさんでいた 龍が答える。 「どこに向かってるの?」 「ん~それは 着いてからのお楽しみだなぁ」 そう言ってまた 唄を口ずさみ始めた。 はぁ~。 ダメだこりゃぁ。 ってかどうして私 こんなことになっちゃったの?? イヤイヤ… ついさっきまで 普通に授業受けてた。 それで、前に居た龍が ちょっと付いてきて って言ったから 席をはずして… で…この状況…。