そう決めた僕は はるちゃんと 呼ぶことにした。 はるちゃんは 僕たちの事がブラックだと わかっても怖がることも 媚を売ることもしなかった。 初めてだった。 こんな態度をとられたのは ビックリしてその場で 固まってしまった。 そんな僕達を見て 焦る彼女が 愛おしく思えた。 この子はブラックを 変えてくれる。 そう確信したのは言うまでもない。