昨日ルナと行った花畑。

風で花たちが揺れている。

「小屋があるなんて知らなかったわ…。」

目の前にあるのは木造の小さな家。

「これ、絶対に小屋とはいえないような大きさな気がするわ。」

ポツリと呟いて中に入る。

小屋にはソファがなぜか置いてあって、

暖炉まである。

そしてその暖炉の隣に棚とかジョウロとかがあって、

まるで人が住んでいるかのような快適な部屋だった。

「鉢、もらいますね。」

誰もいないけど、一応言っておいた。