「じゃあ、あたし行くね…」

その場から離れたくてあたしはパンも買わずに走って教室に戻った。


「あ、弥生ぃ!!
遅いよ……ってどうしたの!?」

「うぅーみきぃー」

あたしは美紀に抱きついて泣いてしまった。

悲しくて、苦しくて。

美紀は文句一つ言わずにあたしの背中をさすってくれた。


涙が収まった頃、美紀に全て話した。

本当は秋斗が好きな事、さっきの購買の事。