「………っ。」 時春はと言えば…、 可愛い可愛い雪兎からチラチラ視線を寄越され… あまつさえうるうるの大きな瞳で、白い頬をピンクに染めた雪兎が なぜかうっとりした表情で自分を見つめてくる。 冷静に茉百合の前でそつなく振る舞って見せている反面 おまえは人の気も知らないで…! その壮絶に可愛い誘惑顔を止めてくれ……!! ……実は背中に汗かく勢いで焦っていたりして。