俺様黒猫

何か聞こえたけど。


聞き捨てならないことが聞こえたけど!



「ウッセーよお前。声でかすぎ」



ハダカの男は、眉間にシワを寄せて、両手で耳を塞いでいる。



「は…?」

「ハダカぐらいで騒ぐか普通。バカじゃね?」



いやいやいや。

騒ぐだろ。

キモすぎだし。



人んちでどういう神経してんだよっ!




「ていうか、誰よ」



あたしはベッドから立ち上がって、歩き出した瞬間


ツルッ。