えっ…? 今の何!? なんだか…食器同士が触れたあった時のような音…だった。 “カタン…” またしても聞こえてきた物音に、私の眠気も一気に覚めてしまった。 そうだよ…。 よく考えてみれば、1階の電気は寝る前に全部消した…。 ちゃんと確認したもん…。 それなのに、明かりが点いてるってことは… だ、誰かいる…。 胸の騒めきが急に大きくなっていく。 まっ…まさか泥棒!?