「はぁ。」








想像してたより、

大変な、一日になりそうだ。








「美紀

…無理しなくてもいいんだよ!

今からなら、何とか…。」







私は、首を振った。








「心配いらないよ。遠夜。

大丈夫!」







遠夜に心配掛けないよう、

笑顔で言った。








「私もやるからには、

ナイトも美紀も

両方しっかりやりたいし。



ね?

遠夜も応援してよ!」







遠夜は、

浮かない顔をしていたけど、

すぐに笑顔で頷いてくれた。







「…わかった。

頑張ってね!美紀。」








近くにいた

高丘さんも頷いてくれた。








「私も、

しっかり美紀ちゃんのサポート

させてもらうからね!」







「はい!お願いします!」







よし、頑張るぞ!




一つ一つの経験が

成長に繋がるんだ。




弱音なんか、

吐いてる場合じゃない。





前へ進まなきゃ。




自分に、

そう言い聞かせた。