「君も、 この業界で 歌を歌っているのかな?」 「は「いえ!」」 遠夜が隣りで、 遮るように言った。 「彼女は、 梓のピアノ伴奏で デビューしたばかりなんです。 でも 高校では 声楽を先行しているんですよ。 ね?美紀!」 「は、はい! そうなんですよ!」 あ、危ない。 美紀は、歌手じゃないよ。 遠夜! ナイスッ! 元木さんは、 なんの疑いなく、 頷いて下さった。