「梓君、美紀ちゃん。」






ザワザワと

動き出す周りから、

白鳥さんが言った。







隣りには…。



あっ!





「こちらが、

今回、特別主演して下さる、

元木哲也さんだよ。」






も、元木哲也だぁ!!






元木さん

(さん付けなんて失礼かな!)は、



私達を見てにっこり笑った。







「よろしくね。」








き、きゃあーvv




カッコいいー!





白鳥さんが

なんか言おうとしてたけど、



私は、

我慢出来なかった。




「あ、あの、

劇団俳優の

元木哲也さんですよね!



わ、

私大ファンなんです!



ミュージカルも

何度も見ました。



お会いできて

ホントに感激です!

あ、握手して下さい!」





すると、

元木さんは、

笑顔で「いいよ。」と、

私の右手を握ってくれた。







う、嬉しい!


嬉しすぎて、

泣きそう。