「おぉ! 響子(きょうこ)! 久しぶりだな!」 響子と呼ばれたその女性は、 眩しい笑顔で、梓に言った。 「ホントに久しぶりだね! 元気そうじゃない! 梓ってば、 歌の仕事ばっかりして、 最近、 モデルとかの仕事、 めっきりなんだもの。」 梓は、 嬉しそうに頷きながら、言った。 「だよな!って言うか、 何で、響子が こんな所にいるんだよ。 まさか…。 お前もドラマに出るのか?!」