そう考えれば、 考える程、 心の底から、 苦しくなってきて…。 「…最低!! 馬鹿っ!! 急に、 なんてことするのよ!!」 そう叫んだ。 「な…。 馬鹿って!! お前が、 足元見ないで、 歩いてんのが悪いんだろうが! 俺が助け無かったら、 頭打って、 怪我してたんだぞ?!」 梓は、 顔をおもいっきり しかめて言った。