○5○ 梓は、屋上に着くと、扉を閉めて、息をついた。 「はぁ。 …これで、邪魔が入らないな。」 はぁ?? 私は、 あまりにも、頭が混乱してて。 「一体なんなのよ! こんなとこ、連れて来て! なんのつもりなの?!」 って、叫んでしまった。 梓は、 眉間に シワを寄せて言った。