私も、負けたくない。 私だって、上を目指すんだ!! そうしたら…。 私の世界は、 もっと輝けるかもしれない。 そんな事を考えていると、 隣りにいた遠夜が、 何かを悟ったように、 私の肩を、”ポン”と叩いて言った。 「まぁ、どうにかなるさ。 俺も美紀の事、フォローするしさ。 頑張ろうよ。」