高丘さんは、笑顔で 社長に「ですよね~。」と話し掛けた。 社長は、嬉しそうな顔をして言った。 「実は、そうなんだよ! ナイトを隠すには、 まず、美紀ちゃんに売れてもらって、 忙しくても、周りの人に、 感ずかれないようにしなくては いけないからね。 梓をきっかけに、 デビューしてもらおうかなぁ。。。 …とは、少し考えていたけれど、 まさか、自分から乗ってくれるとは、 思ってもみなかったよ。 なかなか、君も、やるじゃないか!!!」 社長は、笑いながら、私の肩を叩いた。