「いやー、さすがに女の子に庇ってもらうんは男としてどうか思うし、それで了解してくれへんか?」 「8割。 譲りませんから」 「エレナちゃんが2割負担ってことやね」 「違います!」 自分の発言を反対にとる長門に言い返しつつ、エレナはどこかでこのやり取りを楽しんでいた。