それから数日後。
蒼真は国連軍イギリス支部の司令室のドアをノックする。
司令からの出頭命令を受けたのだ。
普通の軍人ならば、如何に士官といえど司令室への呼び出しは少なからず緊張するもの。
しかし。
「失礼致します」
眉一つ動かす事なく、彼は司令室の前で敬礼した。
「沖田 蒼真少尉、出頭いたしました。何か御用でしょうか、司令殿」
広い司令室。
その来客用のソファには、司令と共に老齢の軍人が腰掛けていた。
胸につけられた数多くの勲章が、彼の軍内部での位置付けの高さを物語っている。
「沖田少尉、よく来てくれた。紹介しよう、この方は…」
立ち上がり、話し始めた司令の言葉の先を読むように。
「国連軍モスクワ管区司令で、1984年のアサバスカ殲滅作戦に参加された人類初の完全抗体保有者…ディック・グローレン少将…ですね」
蒼真は冷淡な眼差しをグローレンに向けた。
「存じ上げております」
蒼真は国連軍イギリス支部の司令室のドアをノックする。
司令からの出頭命令を受けたのだ。
普通の軍人ならば、如何に士官といえど司令室への呼び出しは少なからず緊張するもの。
しかし。
「失礼致します」
眉一つ動かす事なく、彼は司令室の前で敬礼した。
「沖田 蒼真少尉、出頭いたしました。何か御用でしょうか、司令殿」
広い司令室。
その来客用のソファには、司令と共に老齢の軍人が腰掛けていた。
胸につけられた数多くの勲章が、彼の軍内部での位置付けの高さを物語っている。
「沖田少尉、よく来てくれた。紹介しよう、この方は…」
立ち上がり、話し始めた司令の言葉の先を読むように。
「国連軍モスクワ管区司令で、1984年のアサバスカ殲滅作戦に参加された人類初の完全抗体保有者…ディック・グローレン少将…ですね」
蒼真は冷淡な眼差しをグローレンに向けた。
「存じ上げております」


