alternativeⅡ

極東支部を人類の大勝に導いた、国連軍最強とさえ言われる部隊。

その面々の登場に、一般兵士達が羨望の眼差しを向ける。

彼らもまた『Operation Sunset』に参加する為に、モスクワ管区へと来ていたのだ。

アレクセイ分隊もまた、彼らに目を奪われていると…。

「ここにいたのか」

キッ、と。

車輪が停止する音が聞こえた。

振り向く妃。

「久しいな…元気にしているか?」

そこには車椅子の女性佐官がいた。

時雨・テスタロッサ・タチバナ少佐。

時雨分隊を最強の部隊にまで鍛え上げた、『不死身の時雨』の異名をとる兵士だった。