しばらく、お互い無言のまま公園に居続けました。 少女も、ワタリガラスも。空を見ています。 面倒な事に、少女はワタリガラスに対してなんら嫌悪感を持ち合わせてはいなかったのです。 それが、ワタリガラスにはとても鬱陶(うっとう)しく感じました。 「鳥さん!」 「・・・。」 「明日も来るね。キミも、来るでしょ?」 「・・・さぁ。」 「それじゃ、またね!」