「咲、お待たせー!」 そんな声に振り返ったらお泊まりの荷物持ったしゅーちゃんと由里がいた。 わー! 「しゅーちゃんかっこいい!」 男の子みたいとは思ってたけど私服まで男の子みたいで眩しい。 「ありがと、咲」 そう言っておでこにキスされた。 そんな事されて私は硬直。 「龍一君は?」 「あ、えと」 「あ、噂をすれば」 しゅーちゃんの言葉に振り返ったら龍ちゃんが立っていた。 なんだか不機嫌そう…。