「すいません」 でも、告って変になるよりこっちの方がいい。 「でも、咲も満更じゃないと思うよ?」 由里はいつも俺の気を軽くしてくれる。 だから毎回助けられる。 咲より姉貴っぽい。 「もうちょい、考える」 「悩め!!若者!」 そんな台詞を吐き捨てて由里は2階に上がって行った。 でも今日、気付いた。 もうそろそろ俺も限界だ。 咲といつ襲うかわかんねえ。 距離置いてんのに淋しそうな顔するし。 どうすりゃいいんだよ。