「はい、食べよー!」 私の横にはしゅーちゃん。 由里の横には龍ちゃん。 美味しいご飯を食べてるのに、龍ちゃんは相変わらず不機嫌で態度が悪い。 「龍ちゃん、美味しい…?」 なるべく気に触らないように聞いてみた。 「…うるせえよ」 キツイ口調に何だか泣きたくなった。 「…龍一君…?」 私が泣きそうになったのに気付いた由里が怒ったように龍ちゃんの名前を呼んだ。 「……旨い」