「しゅ、しゅーちゃん!?」 「消毒」 やばいやばい! しゅーちゃんかっこいい! こーゆうの漫画でよく見た事ある! 「いつまでやってんだよ」 いつもより低い声の龍ちゃんが私からしゅーちゃんをベリッと剥がした。 龍ちゃんなんか今日変…。 「はいはい!咲消毒して来な!」 凍り付いた空気を破ったのは由里。 「あ、うん」 「春着いてってあげて?」 「ん」 「ちょっ、由里!」