窓から射し込む真っ白な朝の光。


ほどよく焼けたトーストと、煎れたてのコーヒーの香り。


そして、2回扉をノックする音。


今日も、いつもと変わらない朝がくる。


「エドワードサマ。チョウショクノジュンビガデキマシタ」


ただ一つ、違うとすれば愛しい君が微笑んではくれない事。


「ありがとう。今行くよ。アルテミス」