メカニカルガール

マリエは放り出したトランクを指差すと、転がり落ちたクランの実をいくつが踏み潰したが、悪びれる様子もなく、さっさと家の中に入っていった。


「どうして彼女もエドと呼ぶの?」


「ごめんね。彼女は、マリエといって僕の幼なじみなんだ」


「幼なじみ?愛し合う特別な人だけじゃなく、幼なじみもエドと呼んでもいいの?」


今まで経験した事のない感情が、フツフツと沸き起こってくる。