メカニカルガール

「そうよ!貴方のマリエよ!迎えにきたのよ!!エド」


「迎えに?」


「一緒に都へ行きましょうよ!!」


驚いた表情を浮かべるエドワードを、マリエは上目遣いで見つめた。


エドワードとマリエは幼なじみ。


両親の都合で都へ引っ越す事が決まった時、泣き止まないマリエに両親は「大きくなったらエドワードのお嫁さんにするから」という条件を出して、納得させたのだった。