「んっ…」


「んはっ…」


何度も何度も深く交わりあう2人の横で、無数の青く可憐な花が、ゆらゆら優しい風に吹かれなびいていた。


微笑み合って、口付けを交わし、また微笑み合う。


エドワードは、この幸せがこれからも永遠に続くと疑わなかった。


あの日、突然の訪問者が現れる日までは…。


そう、信じていた。