メカニカルガール

自分の隣で、アルテミスが微笑んでいてくれる。


それだけで、エドワードは幸せだった。


『どこか異変があるのではないか?』


その思いはすぐに掻き消した。


…バグでもいい。


…永遠の片想いでも、報われない想いでも何でもかまわない。


ずっと、ずっとこうして2人で笑って暮らせていけるのならば。