メカニカルガール

他の誰かを好きになろうと、告白された女の子とも数人付き合ってみた事もある。


けれど、エドワードの胸がときめく事は全くなかった。


いくら肉体を重ねて、お互いの体温を感じあっても埋まらない寂しさ。


募るのは虚しさだけだった。


その時に、エドワードは嫌という程、はっきりと自覚した。


アルテミスではないと、自分は満たされないという事に。