脱がせた白と黒のオーソドックスなメイド服と薬の入った布袋を、ルーシーが持って来てくれた。


「本当は回路を取り換えたかったんじゃが……そうすると朝まで掛かってしまうからな。仕方ないわい。いいか、少しでもお前さんの身体に異変を感じたら、必ずわしに会いに来るんじゃぞ?」


「アリガトウゴザイマス」


アルテミスは2人に礼を言うと、再び雨の中を歩き出した。