え...。 後ろから声..?? それも甲高い声。 確かに聞こえたけど.. 部屋を見渡しても 人影は無い。 幻聴..だよね?? そう思ってまた 携帯に視線を戻した。 そうだ。 メールしようとしてたんだ。 本当はメールも我慢しなきゃ いけないのかもしれない。 だけど.. 今日は特別な日.. 記念日だから、 やっぱりしたいよ。 きぃに心配かけなければ、 大丈夫。 よし、 打とう。 私は携帯とにらめっこしながら文を慎重に打った。