「嘘。泣いてたでしょ?」 そう言って、あたしの頬に軽く触れた。 「………。」 「何かあったのか?」 「ううん。なんでもないよ☆」 でも、忍くんは疑ってる様子だった。 「こっちには、いつ戻ってきたの??」 「昨日。蘭に会いに来たんだ。」 「えっ。あたしに?」 「うん。今、陸の家にいるんだろ?」 「うん…。」 陸の名前を聞くと、胸が痛い。