黙っているあたしを見て、わかったのか美野里が言った。 「あ~。大体わかったからいいや。陸くんでしょ?」 やっぱり、親友だから?? わかってくれるんだよね♪ 「そうなの…。」 タオルと洗面道具を持ってお風呂の方へと向かう。 ドアを開けると、人が居なかった。 貸し切りじゃん♪ 「で?なんて言われたの??」 あっ。 そうだった。