「ふ、二人で…??」 「当たり前だろ。付き合ってんだから。」 だって……、 部屋割では、あたしと美野里が一緒のはずじゃ……。 「とにかく、部屋に入るぞ。」 そう言って307号室に入っていく陸。 これは一体……?? すると、306号室から美野里と留依くんが顔を出していた。 よく見ると、二人ともガッツポーズをしている。 あたしは急いで二人の元に駆け寄った。