「って…手が………。」 陸はまだあたしの手を握っている。 「ん?何?ダメなの??」 えぇ!?!? ダメなのって………。 「い、いや…ダメじゃないけど……。」 「ならいいじゃん♪」 「でもっ…!!!」 いきなり唇を塞がれた。 ドキドキする………。 「ん………。」 陸への気持ちに気づいてから、 あたしには悩みができた。