「小雪ちゃ‥ん、亘‥を‥お願いしま‥す」 薄く薄く小さく小さくなって今にも消えてしまいそうな桜子さんが、にっこり微笑みながら途切れ途切れに言った。 ずっと 消えなかった 胸の奥の痛み ぎゅっと締め付けられる様な切ない痛み それは 大好きな亘さんの愛する人 そしてアタシも大好きな 桜子さんが消えてしまうからだったんだ。