ありがとう ~to.大切なあなたへ~ {完}

先生が出て行ってから数分が経ったと思う。

隣のベッドに近付いてカーテンを少し開け、中に入った。

「ぃたた……」

やっぱり、まだ動かすと体中が痛い。。


ベッドを見ると、葵がぐっすり眠っていた。

「葵。。」

ホント、葵には悪い事しちゃったな……


「ごめんなさい。
葵…お願いだから、目覚ましてね……」

葵、葵。。
あおい…………


何回も何回も、心の中で葵の名前を呼んだ。

「うぅー…
どぅして、自分を犠牲にしてまで、私なんかを、助けたのよぉ~……
……………バカ葵。」


「助けて…やったのに、バカはねーだろ…ゲホッゲホッ。」

「はっ。
葵ぃーーーーー!!!!!
よかった!目覚めたんだねっ!!
よかった。。」

「俺を勝手に殺すな……ボケ。」

何時もの葵だ……
よかった、本当によかった。。

「あっ、コラ。
引っ付くなって!!いってぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!お前、俺をまた、殺す気か?」

「あっ。
ゴメン、ついつい抱きついちゃった…」


だってさ、それぐらい。
嬉しかったんだよ??