「どうか、いい知らせでありますように」
祈りながらケータイを握りしめ、ふかふかのベッドに入って、すぐに眠りについた。
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「で、モメたけど最終的には…別れないことになったから」
「本当にっ!?」
「マジだよっ。俺の熱い思いが伝わったんだよなーっ!」
「健真がしつこくて、ウザかったんじゃない?」
「瀬川くん、あたしの心情わかってるじゃん」
次の日の朝あたしと麻衣、それに瀬川くんとたっちーの4人で集まって、昨日の報告をさせてもらっていた。
「たっちーもよかったね!」
「浅井からの浮気が効いたよ♪」
「そうだな。浮気したもんな」
「あたしもバッチリこの目で見たわよ?」
「ち…違うってっ」
どうして後押ししただけなのに、浮気になっちゃうの!?プンッとして怒っていると、『ごめん、苛めすぎたよ』と麻衣が謝った。

